過去に弁護士が解決した事例をご紹介いたします。
Aさん（４０代男性・会社員）には、配偶者のBさん（４０代女性）と２人の子どもがいました（高校生・大学生）。ある日、Ｂさんが２人の子どもを連れてＡさんの自宅から出てしまい、別居となりました。Ａさんは、Ｂさんの代理人の弁護士から、Ａさんに暴力を振るわれたことが原因で夫婦関係が破綻したと主張され、対応に困り、弁護士に依頼をしました。
Ａさんの主張は、ＤＶはないこと、ＢさんがＣさんと不貞を働いておりそれが原因で別居に至ったというものでした。Ａさんの代理人として受任し、Ｂさんの代理人に対し、夫婦関係が破綻した原因はＢさんの不貞にあると主張しました。その後もＢさんは、ＡさんのＤＶを主張し続けました。
粘り強い交渉を行った結果、ＡさんからＢさんに金銭の支払いをすることなく、むしろ、Ｃさんからの謝罪、ＢさんとＣさんから２００万円の解決金を支払ってもらうことなどを内容で合意し、協議離婚が成立しました。
Ａさんのように、弁護士から慰謝料等の請求を受けた場合でも、場合によっては、相手方からの支払を受けることができる場合があります。また、Ａさんの場合、離婚調停等のために裁判所を使うことなく解決することができたことで、早期に解決することができました。
配偶者の代理人弁護士からの通知を受け取られた方、配偶者の不貞に悩まれている方は、宇治おぐら法律事務所までお気軽にお問い合わせください。